強度近視でコンタクトレンズが手放せず、「このまま使い続けても大丈夫なのかな」と悩んでいませんか?
わが家の長男も学生時代から強度近視で、長年コンタクトレンズが欠かせない生活を送っていました。社会人になり看護師として働き始めると、夜勤や長時間勤務の中でコンタクトレンズの負担を感じるようになり、ICLという選択肢を検討することになりました。
先に結論をお伝えすると、ICLは希望すれば誰でも受けられる治療ではなく、まずは適応検査を受けて自分に合っているか確認することが大切です。
この記事では、長男がICLを選んだ理由や親として感じた葛藤、そしてICLを検討したら最初に知っておきたい「適応検査」について、ご紹介します。
\長男も、まずは適応検査からスタートしました/
この記事でわかること
- ✓強度近視の長男がコンタクト生活を卒業してICLを選んだ理由
- ✓夜勤・長時間勤務でコンタクトの負担が限界になった実例
- ✓安全性について、親として感じた葛藤
- ✓ICL検討の第一歩は適応検査
親の立場で向き合った、長男の視力と選択肢
強度近視で、日常の視力矯正に制限があった
長男は、小学校2年生から眼鏡を使用していました。
学年が上がるにつれ近視は進み、やがて眼鏡では対応できる度数の限界に近づいていきます。
実は、近視の進行を抑える方法として知られるオルソケラトロジーも検討したことがあります。しかし、その時点ですでに近視が進んでいて、適応にはなりませんでした。強度近視は、こうして選択肢が一つずつ減っていくのだと実感した時期でもあります。
スポーツをしていたこともあり、コンタクトレンズに切り替え、日常生活に大きな支障はありませんでした。
ただ、社会人になり長時間装着と夜勤のある生活(病棟看護師)が始まると、取り外しがネックに。かなり煩わしかった様子。

レーシックは適応にならなかった
長男の場合、レーシックについても一度は検討しました。しかし、適応にはならず。強度近視の場合、角膜を削るレーシックでは安全性の面で適応外になることがあります。
親として、ICLという選択に迷った理由
ICL手術は、私は最初は反対でした。一番の理由は、勤務先の眼科医から、ICLについて慎重な意見を聞いていたからです。強度近視の場合は、それだけで将来的にリスクが高いので、手術は慎重に、というスタンスの回答。
信頼をおいている医師からの意見であったこそ、受けてみたら?とはなかなか言えなかった。ただ、手術自体はレーシックよりも簡単で、施術自体は比較的安全であると意見はもらえたことは少し安心材料にはなった。
最終的にICLを選んだ決め手
ICLをした先輩看護師の姿があった
同じ病棟看護師の先輩で、ICLを受けて問題なく働いている先輩が数名いて、その影響が一番大きかったと思います。
信用できる人が身近で快適に過ごしているのが、良いお手本であったと思います。
定期的な検診や通常診療も行っているクリニックが見つかった
私が相談した眼科医からは、「施術を受けるのであれば、手術だけでなく、定期的な検診や保険診療も行っているクリニックを選んだほうがよい」という助言がありました。
その考えを長男に伝えたところ、本人もこれには同感し、自宅から比較的通いやすい範囲で、定期フォローと通常診療の両方を行っているクリニックが見つかりました。
こうして、そこでICLの施術を受けることが決まりました。

最終的な判断は本人が決定しました。手術後も継続して診てもらえる体制があることは、大きな安心材料でした。
手術後の変化|QOL(生活の質)は想像以上に良くなった
先にも触れましたが、私は、最初はICLに反対寄りでした。健康な目にメスを入れることへの抵抗感が、どうしても拭えなかったのです。
しかし手術後の長男を見ていると、QOLは抜群に良くなりました。夜勤の業務も、趣味の写真撮影も、コンタクトの着け外しから解放されて、明らかに毎日が快適そうです。その様子を見て、「今の日常を快適に過ごすこと」を優先した長男の判断は正しかったと、今では感心しています。
将来に備えることはもちろん大切です。でも、その「将来」がいつ、どんな形で変わってしまうかは、誰にもわかりません。これは、長男の手術の後にがんに罹患した、私自身が一番痛感していることです。病気になってみて、「今を大事にしたい」という気持ちは一段と強くなりました。
だからこそ、今あらためて思います。あのとき長男が「今」を選んだことは、間違っていなかったと。
迷っているなら、まずはICLの適応検査から



そもそもICLは、誰でも受けられる治療ではなく、適応がある場合に限られます。その点も含めて、まずは医師の診察と判断が前提になります。



今の視力矯正で大きな不自由がなければ、無理に選択はしなくて良いでしょう。それも大切な判断です。



適応があるかどうかを知るだけでも、選択肢は整理されます。



次男もICLを希望していますが、斜視があり、両眼視機能が未発達(3Dがうまく見えない)なため、適応にならない可能性もあります。また進展があれば、この記事でお知らせしますね。
ICLの適応があるかどうかは検査で判断されます。
気になる方は、まず検査や相談の内容を確認してみてください。
そのうえで、自分に合う選択かどうかを考えていくことが大切です。
検査で何を調べるのか、どんな条件があるのかは、こちらの記事で詳しくまとめています。
→ ICLは先に検査が必要― 適応を確認して安心して選ぶために ―
お子さんがまだ学生で近視が進行している場合は、ICLを検討するのはもう少し先になることが一般的です。それまでコンタクトレンズを使うご家庭に向けて、コンタクト代を賢く抑える方法をまとめています。


■ 医療情報に関する免責事項
本サイトに掲載する健康・医療に関する情報は、一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の疾患の診断・治療・予防を目的とするものではありません。また、医師その他の医療従事者による診療や助言に代わるものではありません。
健康上の判断や治療方針については、必ず主治医または適切な医療機関にご相談ください。
掲載内容は執筆時点の情報に基づいており、その後の研究の進展や制度改正により変更される場合があります。
本サイトの情報を利用したことにより生じた損害について、当サイトは責任を負いかねます。










コメント