遠近両用コンタクトの使用で、快適に過ごせるようになりました。ただ手元をしっかりみたい時は不十分。遠近両用のメガネもコンタクトレンズも結局どちらも見えづらい。これでは仕事の一部に支障が。困った…
この解決のために使用しているのが金子眼鏡で購入した中近メガネ。そして選んだのが、ZEISS(ツァイス)レンズです。室内ではこのレンズで快適です。ただし外出時は困ります。数メートル離れると見えないから。
近視と老眼。この状況で、何か一つで全領域のカバーは、ほぼ無理。追加で作ったZEISSレンズで、何が見えて何が見えないか、正直にまとめました。使い方に正解はない領域なので、ご自身と照らし合わせてみて何かヒントを得てもらえればと思います。
- ZEISS「Superb Room 1.74」で、実際に見える距離と見えない距離
- 中近メガネは「どこを見やすくするか」を選べること
- 私が困った場面(電車の時刻表・人の顔・床のゴミ・運転・自転車)
- 遠近両用メガネを2回作って、2回とも使いこなせなかった理由
- 金子眼鏡での検査・フレーム選び・購入までの流れ
そもそも中近メガネとは何か、遠近メガネとどう違うのかは別でまとめています。よろしければこちらもご覧くださいい。遠近両用コンタクト×中近メガネの使い分け
中近メガネを作ろうと思ったきっかけ
遠近両用メガネが使いこなせなかった
遠近両用メガネは、老眼が気になり出した頃に作りました。百貨店に入っている眼鏡専門店で、きちんと測定してもらい、値段もそれなりにしました。
近視で長年メガネをかけているので、すぐに慣れる。そう思ってしばらく使いましたが、私は遠くと近くの見方の切り替えが上手くできず、かえってストレスに。ピントを合わせるためにメガネの縁をずらすために片手が必要で、仕事にはなりませんでした。結局ほとんど使わないままで、しまい込んでいます。
手元がしっかり見えるメガネがほしい
私は今、病院で検査の仕事をしています。手元はしっかり見えないと仕事は務まりません。患者さんへの院内案内業務も行なっているため遠くもそこそこ見えないといけない状況です。
- 手元で作業する機器の目盛りやラインが見えること
- 腕時計の秒針がはっきり見えること
- 手渡されたメモの小さな文字が読めること
- PC画面と入力操作の焦点が合う事
- 趣味のピアノ演奏で、楽譜と鍵盤の焦点移動がスムーズなこと
たまたま立ち寄った金子眼鏡で、店員さんにコンタクトと併用できるメガネを相談したところ、「ライフスタイル的に中近が合うのでは?」と提案を受けました。

近視・老眼でも、遠近両用メガネが問題なく使える方は、わざわざ中近メガネを作る必要はないかもしれないですよ。


中近メガネで使用のZEISSレンズとは?
室内やデスクワークに特化した「中近レンズ」


私が選んだのは ZEISS(ツァイス)社の「Superb Room 1.74」 というレンズ。
これは一般的な遠近両用と違い、
・パソコン画面
・料理や家事
・会議や読書
といった 2〜3m以内の距離 がとてもクリアに見えるように設計されています。
私は『Roomタイプ』を選びました」
このシリーズでは遠くも一番見えるタイプですが正直、遠くはあまり見えません。
遠近両用メガネ、コンタクトレンズに比べると、Roomタイプでも手元重視の印象です。


- 右目(R):SPH -5.50、ADD +2.25
- 左目(L):SPH -5.25、ADD +2.25
これが処方された基本の度数です。コンタクトレンズに比べると、遠く・手元どちらの度数も若干強めの度数です。
Compensated RX|ZEISSが一人ひとりに合わせて度数を最適化する仕組み
ZEISSは実際の装用位置やフレーム形状を考慮して、度数を最適化(補正)してくれます。
その結果が「Compensated RX」の欄に書かれています。(例えば右目だと SPH -5.37)


- 検査では「目のカーブ」「装用距離」「フレームの角度」まで細かく測定し、レンズを一人ひとりに合わせて最適化してくれるのが特徴です。
レポートに載っている細かな数値は、その調整結果を示したものですがちょっとわかりにくいですよね。
要は、一人一人の目に合わせてレンズをカスタムしてくれる仕組みです。
金子眼鏡での購入体験
お店を訪れたきっかけは、珍しくその日はお客さんが少なくちょっと覗いてみようか、とフレームを眺めたところから始まります。金子眼鏡は男性向けのイメージが強かったのですが女性用のフレームも多く展示されていて個性的なフレームが多い印象。
今まで選択肢に入っていなかった中近。一度、試してみることに。検査も待ち時間なく受けられたので適切な度数をチェックしてもらいました。
次はフレーム。私は目と目の距離が狭めなようで「小ぶりなフレームの方が似合う」とアドバイスを店員さんからいただきました。実際に試したところ、最初は自分では選ばないだろうと思ったフレームが意外にも一番しっくりきました




出来上がったメガネは、かけ心地がとても良く、今まで悩んでいた「鼻パッドのズレ」や「つるの痛み」もなく、長時間つけても快適です。


仕上げの際にいただいた桐箱には「湿気から守り、長く使ってほしい」という職人の想いが込められているそうです。
ただ実用的ではないので、「アクセサリーケースとして使うのもおすすめですよ」と教えていただきました。
ZEISSレンズは金子眼鏡だけでなく、全国のZEISS正規取扱店でも作成可能です。
ただし、度数計測の精度やフィッティング技術はお店によって大きく違うので経験豊富なスタッフがいる店舗で作るのがおすすめです。
相談は、空いている時間帯がおすすめです。店舗がテナントに入っている場合は、テナントのセール期間は避けた方が良いと思います。
実際に使ってみた感想
「どこの部分を見やすくするか」を選べる
スマホは裸眼が一番見やすかったのですが、近視が強いため裸眼では過ごせません。コンタクトレンズで弱かった手元部分をカバーできるように調整してもらいました。近視だけの時に度数の弱いメガネをかけていた感覚です。
中近メガネで見えないもの
以下は、手元に重点を置いて調整した私の場合です。調整の仕方によって見える範囲は異なるので、参考程度にしてください。
私が困ったシチュエーション
電車の時刻表が見づらいです。ホームの電光掲示板も目の高さからは意外に距離があるので直下までいかないと見えません。
少し離れると人の顔が分かりません。知人に会っても、すぐ近くまで来ないと気がつきません。逆に、知人だと思って手を振ったのに、すれ違ったら全く違う人だった、ということもありました。
床の細かいゴミや髪の毛を見落とします。少し離れた床が見えにくいので、落ちている髪の毛に気が付きにくい。見えないわけではないですが、遠近のメガネで見る方が見やすいです。


まとめ
近視✖️老眼で、全視界クリアは難しい
やはり、どこか妥協は必要です。私は今後は仕事よりもプライベートを充実させたいこともあり、コンタクトレンズも併用しています。ただ、コンタクトレンズを使用してもやはりメガネは必要。遠近は上手く使いこなせませんでしたが、中近メガネを作るきっかけができ、今は快適に過ごしています。
メガネ店の選び方
金子眼鏡の商品は、価格帯が高め。使いこなせるかどうか心配な時はZoffやJINSなどお求めやすい価格のもので試してみるのもありだと思います。
老眼が進んだこともあり、実は再度、遠近両用メガネにチャレンジしました。作ったのはZoffです。


使わなかったメガネにも、使い道はありました
ほとんど出番のなかった遠近両用メガネは、今は防災用の予備として、非常持ち出し用のリュックに入れています。災害時はコンタクトレンズが使いづらいので、メガネはやはり必要です。
50代になって思うところ
自分にとって、心地よくなるものを求める。その一つが金子眼鏡の中近メガネでした。高価なものが自分にあうとも限りません。体に合うものを選んで身につける。私は50代になって、そう思うようになりました。皆さんの今後の日常が無理なく豊かになりますように。
学生以来のコンタクトレンズ使用再開で、4年経ちました。
次回(Vol.1.06)では、旅行や演奏会などシーン別にどのような使い分けしているか
お話ししますね。
併用しているコンタクトの選び方は遠近両用コンタクト5種の比較レビュー、コンタクトとメガネをシーンごとにどう使い分けているかはシリーズ完結編にまとめています。









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