抜け毛が増えた、髪のボリュームが減ってきた、スタイリングが決まらない。ゆらぎ世代は、髪や頭皮環境の変化に戸惑い、それを受け入れなければならない年代でもあります。ウィッグを使ってみようか。でも、職場でバレたくない。そのためらいで、ずっと踏み出せていませんか?
私は医療の現場で働きながら、希少がんの患者となりました。現在治療中で抜け毛が気になり医療用ウィッグの世界を覗き始めています。その中でヘアピース(部分ウィッグ)の存在を知りました。急な変化には人は気が付きやすいですが徐々であれば意外に自然と受け入れられやすいと感じます。
この記事では、失敗から気づいた、最初に確認すべき商品やショップのポイントをお伝えします。
変わりつつある自分の身体を受け入れながら、今までと変わらず働き続けたい。そのきっかけの一つを掴んでもらえたら嬉しいです。
バレないための事前準備ーリアル店舗での試着ー

バレる大きな理由は不自然さ。それを防ぐために事前の試着で質感とフィット感の確認は必ず行いたい。
一時的と聞いていたものの、想定外の抜け毛。利用したくなったときに慌てないためにも先に実際の商品を手に取り、試着もしておきたい。そう思うようになり、何店舗かリアル店舗を回りました。そこで得た情報と、私が感じた事を、お伝えします。
アクアドール—人毛100%の商品がお手軽価格
一番最初に尋ねたお店。相談の予約を入れて伺いました。白を貴重としたお姫様が出てくるようなかわいらしいお部屋。背もたれが長いデザイン性のある椅子に腰掛け試着。きっと若い方ならワクワクしたんでしょうが、私の年代ではちょっと場違いの雰囲気。そわそわして最後まで落ち着かず。
ただカウンセラーさんは、適切なアドバイスをしてくれました。治療がまだまだ続くのであれば、今後の抜け方により選ぶ商品が異なるので、もう少し様子を見てから選んだほうが良いとのこと。抗癌剤治療のかたは、「治療が始まる前に」とよく案内されているが、私の場合は今の段階では決めない方が良いとのこと。
ヘアピース(部分ウィッグ)とフルウィッグ何点か試着しましたが。候補に挙げた商品は、人毛100%のヘアピースが税込で約5万。ヘアピースの割には毛量が多いタイプ。人毛でこの価格はかなりお手頃。締め付け感や、重みは感じませんでした。
フルウィッグの方は、やはりヘアピースに比べるとやはり頭が何か覆われている感があります。これから暑くあってくる時期に長時間はどうかな?そう思い質問してみました。空調が効いている部屋だと気にはならないとの事。
『これ、今私が付けているんですよ。自分用にカットはしてますがね』と、店員さんが頭頂部の髪をヒョイッと摘み(え、ウィッグだったんだ、びっくり)、装着していたウィッグを外し、インナーキャップも見せてくれました。このインナーキャップは冷感タイプのものもあるとのことで、夏場でも就業中は気にはならないとの事。
リーフレットをいくつかもらって一旦持ち帰り。
スベンソン—丁寧なカウンセリングと、スタッフの気配りが印象的だった
カウンセリングを受けた時にもらったリーフレットにスベンソンの商品が紹介されていたため訪れました。がん患者さんの生活に役立つ情報も発信されていて、外見ケアを総合的にサポートしているサロンで安心感があります。店舗ではヘアケア以外にコスメなどの商品も陳列されていて、患者さん目線での商品が多いと感じました。
予約の電話を入れた際、間違えてメンズ専門店にかけてしまいました。それでもスタッフの方が親切に対応してくださり、レディース店舗へ丁寧につないでくれました。訪問前からすでに、スベンソンのおもてなしを感じた出来事でした。
時間よりもかなり早く到着してしまいましたが、スタッフの数も多く、柔軟に対応してもらえたのはありがたかったです。やはり今後の抜け方により、選ぶべき商品が違ってくると同じアドバイスをもらいました。すぐのお渡しができないものもある、との事で、それぞれのパターンを想定してフルウィッグ、ヘアピースどちらも試着させてもらいました。
これ!と思った商品はヘアピースで、ストッパーは使わずに地毛に絡ませて固定するタイプ。これは私が調べた限りでは他のメーカでは同じものがなく自毛と一体化するのでとても自然。
男性用はCMでもお馴染みですが、女性用は今は広告費をかけていない分お値打ちになっているとのこと。といっても私が気に入ったものは定価16万越え(人毛人工MIX)。治療中の方は医療サポート価格(定価の20%)が適応になります。とても気に入ったんですが、即決できずに一旦見送り。
ウィッグは購入してもその後のメンテナンスも大事で、そのお話も丁寧に説明していただけました。
レディースアデランス—品揃えの多さに圧倒。充実のアフターサービス。
CMでもよく見かける老舗ブランド。フラット立ち寄って見ると、とても素敵な髪型のものがたくさん陳列されていました。髪型やカラーだけでなく、髪の太さや、毛量の種類がカスタマイズできるので品揃えが豊富なところはさすが。価格帯も幅広く、本格的なものになるとかなり高額になります(私が気になったものは30万台でした)オーダーメイドの商品が多いため初めてウィッグを検討するには、ハードルが高く感じました。しかし、アフターサービスは充実していますし、納得がいくものを求めるには、一度カウンセリングを受ける価値はあるサロンだと思います。こちらも治療中の方は20%の割引が適応されます。
マリブウィッグ—身近だったけれど、ショップのオープンな環境が気になった
自宅近くの大型ショッピングセンターに入っていたため、一番気軽に立ち寄れる場所でした。価格帯は、アクアドールと同じくらい。こちらのショップの方が昭和感漂う、私世代が通える雰囲気のお店です。
ショップ自体がオープンな作りであったのが気になりましたが、スタッフさんに声がけしたところ、『試着は予約制の方がゆっくりできますよ』とのお話もあり、その日の試着は見送り。
後日、近々閉店するとの情報を知り、最終的に候補からは外してしまいました。



試着は、予約をして訪れるのが確実です。個室などプライベート空間で対応してもらえるかどうかも重要。
ネットで購入—見た目だけで選んだ失敗
リアル店舗を回り終えた時点では、まだ購入には踏み切れませんでした。理由はシンプルで、「まだ本当に必要かどうかわからない」という気持ちと価格面の迷いがあったからです。
ところがその後も抜け毛が続き、だんだん心配になってきました。とりあえず手元に一つあれば安心できる。そんな気持ちで、ネットでの商品も検討し始めました。
選んだのはブライトララのヘアピースです。スベンソンで試着し気に入ったヘアピースに見た目がよく似てて、人毛100%のものが、税込で¥14,800。公式サイトの情報が充実していたのと、提携サロンも全国規模で併設されているのが決め手となりました。ただ、結果としては2つの誤算がありました。
①カットしないと不自然だった


頭頂部が揃いすぎていて、そのままでは自毛との馴染みが出きず不自然。購入後に気づいたのですが、ヘアピースはカットして初めて完成するものがほとんど。スベンソンのものは、たまたま頭頂部が私の髪型にあうカット仕様であったのだと思われます。
②装着して初めて色目の違いに気が付く


商品が届き、開封するとヘアピース自体は透明の袋に入って保護されています。透明の袋に覆われた商品を手に取ってみた時、私の髪の色にピッタリ!嬉しくて嬉しくて早速透明の袋を開封し、自分の部屋でこっそり装着しました。洗面所の鏡の前に立つと、あれ?色がかなり違う。光の加減かな?今度は手鏡を持って自然光のもとで確かめてみました。やっぱり違う。実物を目にしても実際は装着してみないと違いはわからないもの。透明の袋を開封していなかれば同じ商品へのカラーの交換は、無料で対応してくれます。ネット購入でカラー交換が可能な場合は開封前に、鏡の前でカラーの確認を忘れないように!
\ まずは、高品質でお値打ちな商品から! /
全国提携美容院でカットにも対応。カラー交換制度あり。
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失敗をどう活かすか
幸い、ブライとララは提携している美容院が全国展開されています。せっかく購入したので、一度提携している美容院を訪れてカットをお願いしようと思います。7月に予約する予定ですので、今後ビフォーアフターの記事をかければと思っています。カラーについては、逆にその違いを活かしてレイヤードを楽しんでも良いかな、と思っています。美容師さんに相談してみます。
結論:最初の一歩はヘアピースから
私が最終的に選んだのは、フルウィッグではなくヘアピース(部分ウィッグ)でした。
ウィッグはメンテナンスが必要で、洗い替えの予備も含めると費用もかさみます。まずは日常使いを試してみたい、という方には、ヘアピースが入りやすい選択肢です。
ネットで購入の場合は、できれば提携している美容院で相談やカウンセリングを受ける事をお勧めします。できない場合は、試着ができるショップを選んでください。
カウンセリングを受けると色々な知識が身につきます。まずはそれを手に入れてください。
こちらもできれば店舗で確認したい。
提携している美容院が近い場合は、購入前に確認しておくと失敗はない
買い替えのタイミングも考えて予算の範囲内で
\ まずは、高品質でお値打ちな商品から! /
全国提携美容院でカットにも対応。カラー交換制度あり。
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まとめ:変化があっても、自分らしく働き続けるために
キャリアを積んできたからこそ、自身の弱いところは見せたくない。でも、体調の変化は誰にでも起こります。こっそりと、静かに、少しずつ対応していく。同じ境遇の方へのヒントになれば嬉しいです。
今後も医療用ウィッグシリーズの記事を増やしていく予定ですので、お楽しみに!



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