CRC(治験コーディネーター)になるには|未経験から目指す大手SMOという選択【現役CRCが解説】

CRC(治験コーディネーター)に興味はあるけれど、「どうやってなればいいのか分からない」と迷っていませんか?

実は、CRCになること自体は決して難しくありません。ただし、未経験から目指す場合は「どこで働き始めるか」が非常に重要です。

結論から言うと、未経験であれば大手SMOを選ぶ方が安心してスタートできます。

私自身、小規模のSMOでCRCとして働き始め、教育体制や働き方の面で苦労した経験があります。その後、大手SMOの環境を知り、最初の選択がとても重要だったと強く感じました。

この記事では、CRCになるための具体的な方法とあわせて、未経験からでも安心してスタートしやすい「大手SMOという選択」について、現役の視点で解説します。

これからCRCを目指す方の参考になれば嬉しいです。

目次

CRCになるには?基本ルートを解説

CRC(治験コーディネーター)になるには、いくつかのルートがあります。

主に以下の3つです。

  • 医療機関(病院)でCRCとして働く(狭き門)
  • SMO(治験施設支援機関)に入職する(一般的)
  • アカデミアや癌センターなどの治験管理室で働く(初心者は難しい)

この中でも、未経験からCRCを目指す場合は、SMOに入職するルートが一般的です。

医療資格のある方は、どこのSMOでも重宝されます。医療資格がない方でも応募は可能ですが、ベースの医療知識がないと、かなりの努力が必要。でも、活躍されている方はいらっしゃいますよ!

なぜ大手SMOがおすすめなのか

未経験からスタートする場合は大手SMOを選ぶことを強くおすすめします。理由は大きく3つあります。

教育体制が整っている

大手SMOでは、CRCとしての基礎研修に加えて、医療知識の分野ごとの研修(循環器・呼吸器など)が体系的に用意されています。未経験でも段階的に知識を身につけることができるため、安心して現場に入れる環境があります。

受け持つ治験にサブ担当がきちんと配置される

スタッフ数が多いため、業務をチームで分担しやすく、一人に負担が偏りにくい傾向があります。対応が重なったり
突発的な対応が発生しても、他に頼めるスタッフがいるのはとても安心して業務に取り組めます。

休暇が取りやすい


人数に余裕があるため、有給や休みの調整がしやすいのも特徴です。出産や育児子世代の女性が働き続けるうえで
休暇のとりやすさはとても重要です。

小規模SMOと大手SMOの違い

教育体制の違い

大手:研修あり・体系的
小規模:OJT中心・現場任せ

私が入職したSMOは、入植後1週間研修と名の付く期間はあったもの
の、結局は自己学習。現場で先輩CRCについて、1つずつ覚えていくスタイルでした。

業務内容

  • 大手:分業制のため、CRC業務に特化して経験を積みやすい。
  • 小規模:CRC業務に加えて関連業務も担当することが多く、業務の幅が広い。

福利厚生

  • 大手:ライフイベントへの対応が充実(長く働ける安心感)
  • 小規模:制度が未整備な面もあるが、個別の相談がしやすい柔軟さがある。

採用条件

  • 大手:採用条件は厳しい。2次時試験もしくは3次試験を経て採用が決まる。
  • 小規模:1度の面接でのみで決まるところが多い。

私自身、転職活動ではハローワークを中心に求人を探していました。その中で、大手SMOは年齢条件が設けられているケースも多く、応募自体ができませんでした。

エージェントを利用していれば、また違った選択肢があったのかもしれません。

まとめ どちらを選ぶべきか

初心者は、大手SMO一択。
CRCとしての基礎研修だけでなく、分野ごとの座学やサポート体制が整っているとのこと。また、スタッフ数が多いため、業務分担や休暇の取りやすさにも違いもあります。

もちろん、小規模SMOにもメリットがあります。少人数ならではのチームワークがあり、意思決定も比較的スピーディーです。私自身、マンパワーの面で大変さを感じる場面もありましたが、 その中で一緒に働いたメンバーは今でも大切な存在です。 振り返ると、とても恵まれた環境だったと感じています。

大手・小規模に関わらず、自分がどこに身置くかは本当に重要です。社風や本当の年齢制限などは、外からはなかなか見えません。まずはCRC専門のエージェントに登録して、今の自分のキャリアで、どの扉なら開くのか』をプロの目で見極めてもらうのが、転職成功への鍵を握ることになります。

CRCの仕事に興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと新しい道が広がるはずです。

現場でお待ちしています。

CRCとして働くイメージをより具体的に知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
CRCに向いている人・向かない人(→ 自分に合っているか知りたい方へ)
CRC転職の現実|転職前に知っておきたいリアル (→ 実際の働き方やギャップを知りたい方へ)

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この記事を書いた人

医療従事者として医療現場や予防医療に関わってきました。
現在は希少がんサバイバーとして治療を続けながら、
50代からの挑戦や健康、暮らしについて発信しています。

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